Blog日々のことなど

イサムノグチ

2008.09.08.

山椒山公園.gif
先週、休暇を頂けましたので、香川に行って来ました。
なぜ香川かというと、高松にある
『イサムノグチ庭園美術館』に前々から行ってみたかったからです。
この『イサムノグチ庭園美術館』は完全予約制で、
一度に入場出来る人数にも制限があります。
以前から行ってみたいと思いながら、なかなか機会を作ることが出来なかったのですが、
今回は念願叶って、やっと訪れることが出来ました。
学芸員さんのお話で、とても印象深かったのが、
イサムノグチさんが生前、「私はそろそろ石の中に還ってもいいですか?」
と言い、自分が一番気にいっていた卵のような形の石を
自分が死んだら半分に切って欲しいと、真ん中の辺りに線をひいたというエピソードです。
私には、そんなイサムノグチさんの思想みたいなものが
美術館の敷地内に、今でも静かに漂っているように感じられました。
学生の時の石彫実習は、他の素材と比べて過酷な作業でした。
両手でかかえられるくらいの小さな作品でしたが、必死で制作した思い出があります。
破片が飛び、危険な作業でもありました。
しかし、石を打つ時の、あの音の響きや手応えは、
他の素材にはないものがありました。
それ以来、石は彫っていませんので、全く比べるにも及ばないのですが、
イサムノグチさんが残された、たくさんの作品を眺めながら
自分達の今までのこと、そしてこれからのことなど、
色んなことに想いをめぐらせ、いい時間を過ごすことが出来ました。
美術館では、撮影は一切出来ませんでしたが、
すぐ近所にある山椒山公園に、イサムノグチさんのデザインされた遊具があるので、
そちらを撮ってきました。
最初の写真も同じ公園のものです。
山椒山公園1.gif
「Play Sculpture」
大人でも思わず上ってしまうフォルムです。
山椒山公園2.gif
 シーソー